マンションでも自由にリノベーションしたい

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Point 01

戸建感覚のオーダーメイドのリノベーション

Point 02

個性や価値観を尊重したこだわりの空間を実現

Point 03

斬新なアイディアでプランニング

戸建感覚で「創造する」マンションリノベーション

既存マンションのリノベーションは一定の制約はあるものの、発想次第で住む人の個性や価値観、暮らし方をより鮮やかに描き出すことができます。積水ハウス建設のマンションリノベーションは、数多くの注文住宅を施工してきた実績とノウハウから生まれました。「マンションだから・・・」という既成概念に捉われなければ、一体どんな空間が実現可能なのか。30代から60代の7組のオーナーファミリーを想定し、これまでにない斬新なアイデアでプランニングした、こだわりのマンション空間をご紹介します。

愛犬とシェアする暮らし

■ 1LDK+ロフト ■ 専有面積/60.14㎡

Profile(想定)

オーナーは40代独身のキャリアウーマン。1匹のミニチュアシュナウザーと賃貸マンションに暮らしていましたが、もう一匹飼おうと決めたことから、思い切って既存マンションを購入。愛犬2匹と一緒にのびのびと暮らせる空間をつくりたいとリノベーションしました。

愛犬と過ごすため、南側の和室を取り払って広いリビングに。さらにキッチンもオープンなスタイルに変更し、一体的なLDKにしました。リビングの一角に戸建てのスキップフロアのようなロフト空間を設けて、下部は愛犬の部屋に、上部は収納を兼ねたドレッサースペースにしています。
愛犬と人が快適に暮らすための床には「滑りにくい」「汚れが落ちやすい」「臭いが残りにくい」「傷つきにくい」などの条件が求められます。タイルならこれらの諸条件をクリアでき、床暖房を設置すれば、冬は暖かく、夏はひんやりと、愛犬もオーナーも快適に過ごすことができます。
愛犬の部屋に敷かれた人工芝。最近では見た目も天然芝に近いものが多く、天然素材のヤシなどを原材料に加えた製品もあり、愛犬や人にも優しい空間になります。

音楽にひたる隠れ家

■ 2LDK+音楽室 ■ 専有面積/70.57㎡

Profile(想定)

仕事がお休みの日には音楽を聴くなど、趣味のひとときを何よりも大切にしている50代のご夫婦。昔から収集しているレコード盤やDVD、楽器、書籍といった愛着の品々も年々増え、雑然としてきた今の住まいをリノベーションでイメージチェンジ。好きなものだけに囲まれた、贅沢な時間と空間をカタチにしました。

居住空間のイメージは、アーティスティックなブルックリンスタイル。リビング隣接の洋室を取り払ったことで、くつろぎスペースにゆとりが生まれ、スタジオ感覚の小さな音楽室も完備できました。もちろん防音施工で音漏れの心配もありません。さらに、ヴィンテージウッドのフローリングや、煉瓦貼りの存在感のあるキッチン壁、ムラのある質感が美しいポーターズペイント※の天井など、こだわりのデザインで大人の隠れ家的なムードを演出しています。また、キッチンと一体化したL字型の食卓はバーカウンターとしても使うことができます。お気に入りの音楽を聴きながらお酒を楽しむ時間も素敵です。 ご夫婦それぞれが、好な場所で音楽を聴いたり読書をしたり。音楽仲間が集まって、自由なスタイルでくつろぐことができるように設けられた造り付けソファは、下部に収納が付いています。

※オーストラリアで生まれた伝統的な塗料。材料に目の粗い石英などを含み、光によって柔らかな陰影を生みます。ざらっとした石のような風合いと、油絵のような色ムラが特徴。

和とモダンの可変空間

■ 3LDK ■ 専有面積/77.22㎡

Profile(想定)

60代のご夫婦がこれからの人生を悠々自適にと、長年暮らす愛着のマンションをリノベーション。結婚して家庭を持った3人の子ども夫婦と孫たちが集まる賑やかなひとときも、夫婦二人で過ごす静かで落ち着いた日常のひとときも。そのどちらも存分に味わえる空間になりました。

それぞれの居室が独立していた以前の間取りから、3つの和室がつながる空間へと一新。木製の可動パーテーションで自在に間仕切りでき、子どもたち家族が訪れた際の食事やお泊まりにも余裕で対応します。隣接する和室と馴染むよう、LDKも品格のある趣にこだわりました。フローリングは、柔らかな肌触りで住まう人に優しい桐材を採用。桐の木目が美しい壁面収納には、家事やPCコーナーとして重宝するデスクを造り付けています。さらに、上質の桐材で造作したダイニングテーブルは、一段下げた床に設置したキッチンのトップとフラットにつながるので、配膳がしやすく、空間の印象をすっきりと見せます。 LDKと和室とはすべて太鼓貼り※の障子で間仕切りされているので、人数や用途に合わせて閉じたり開け放したりと、自由なくつろぎ空間を楽しむことができます。

※障子の格子枠の両側から和紙やアクリルワーロン紙などを貼ったもの。照明をつけない状態では白い壁のように見え、照明をつけると格子のシルエットが浮かび上がります。

よく遊び よく学び よく笑う家

■ 2LDK ■ 専有面積/88.29㎡

Profile(想定)

7歳・4歳・1歳の3人の子どもたちがいる30代の若いご夫婦。「もっと自由な環境で子育てをしたい」と、既存マンションを購入してリノベーション。子どもたちの健やかな成長と、たくさんの可能性を育むために、既成概念にとらわれない、子ども思いのワクワク空間をつくりました。

子どもたちの五感を刺激する、曲線を多用した明るく伸びやかな住まいへと大変身。ベッドやデスクが並ぶ子ども室の壁に大小の窓を設けることで、子どもたちの遊び心をくすぐるとともに採光にも配慮しています。 プレイエリアにはボルダリングやチェアハンモックを設置。芝風カーペットを敷き、庭で遊んでいるかのような楽しさを演出。子どもたちの様子に目を配りながら家事ができるよう、プレイエリアとLDKは仕切りのないオープンな間取りに。 キッチンから洗面室・浴室・主寝室へと行き来できる家事動線も快適です。また、玄関空間は充分な広さを確保し、土間仕上げに。ベビーカーや三輪車も余裕で置くことができます。収納スペースもたっぷりと設けているので、煩雑になりがちな子ども用品や生活小物の整理整頓に重宝します。

家庭菜園と坪庭に憩う生活

■ 1LDK ■ 専有面積/67.50㎡

Profile(想定)

子どもたちの自立をきっかけに、60代のご夫婦がこれまで暮らしていた住まいをリノベーション。家庭菜園が趣味という奥さまの夢を叶えるため、マンションでも楽しめるガーデニングスペースのある間取りに。ご主人も日々、自然の息吹に癒され、自家製野菜で腕を振るう奥さまの料理に舌鼓。

3室あった洋室のうち東側の2つをLDKと一体化させ、残るひとつは機能的な収納を備えたご夫婦の寝室に。間仕切り壁を少なくすることで、光と風が隅々まで届く、癒しのLDKを中心とするシンプルな間取りになりました。 バルコニーに花・木・野菜・ハーブを混植するお洒落な家庭菜園をプランターで実現。さらにバルコニーに面したサッシと外壁からセットバックして雪見障子を設置することで、温室(インナーバルコニー)も創造。 上げ下げによって日差しや眺めをコントロールする雪見障子で、植物たちのみずみずしい表情を、室内空間から眺めることができます。独立タイプからアイランドタイプへと変更したキッチンは、住まいの特等席。バルコニーの自家製野菜を採って、サッとお料理・・・軽やかな動線と開放感が魅力です。

健やかな人生を磨く住まい

■ 1LDK+フィットネスルーム ■ 専有面積/81.00㎡

Profile(想定)

体を鍛えることが日々の習慣となっている、サイクリストの60代ご夫婦。高級マンションに常設されているようなフィットネスルームを自宅に再現したいと思い、既存マンションを購入。ストイックに健康づくりと向き合える、美しさと機能にこだわった住空間へとリノベーション。

正しい姿勢をチェックしながらトレーニングができるよう、一方の壁を鏡貼りにしたフィットネスルーム。バスルームが隣接しているので、汗をかいた後もすぐにシャワーを浴びることができます。 LDKとの間仕切りは、バーチカルブラインドを採用。来客時には閉じて、壁のように仕切ることができます。バルコニーに面した窓の室内側には格子戸を設置。空間のアクセントになるだけでなく、断熱性を向上させます。 また、玄関からベランダまで続くカウンターにキッチンや収納、PCコーナーなど必要な機能をミニマムに集約。金属製パイプを使ったダクト照明、天井と壁面のコンクリート打ち放し仕上げ、天井高いっぱいまで伸びたパイプの自転車収納など、 モノトーンを基調に、インダストリアル系のインテリアを採用。大人のセンスを感じさせる都会的な空間で、心身ともに磨きをかける住まいへと仕上がりました。

カフェ感覚で楽しむ毎日

■ 2LDK+インナーテラス ■ 専有面積/73.92㎡

Profile(想定)

3歳の子どもが一人いる、30代のオシャレなご夫婦。カフェのような住まいで料理に腕を振るい、仲良しのママ友を招いてランチタイムを楽しむのが奥さまの憧れ。既存マンションを購入し、ずっと思い描いていたカジュアルモダンなカフェをイメージする住まいへとリノベーション。

西側の和室を、バルコニーとダイニング・キッチンに続くインナーテラスに変更。ママ友を招いてのランチやティータイムが楽しい空間になりました。また、子どもが小さいうちは遊び場として活用できるだけでなく、雨の日の物干しにも大活躍。 フレキシブルな使い方ができる自慢のスペースです。さらに、東側の和室をなくして、光が抜ける開放的な居心地のいいLDKへと大変身。バルコニー側に設置したオープンキッチンは、食器や調味料を飾りながら収納できる、本物のカフェのようなアイデアが満載です。 キッチンから浴室への動線や見せる・隠すのメリハリをつけた収納など、機能的に暮らすための工夫も随所に。ヘリンボーン※に敷きつめた美しいフローリングや木製ガラス戸の室内建具など、カジュアルモダンなしつらえも素敵です。

※ヘリンボーン(herringbone)とは、開きにしたニシン(herring)の骨(bone)の形からきた名称。短い床板を斜めにV字状に貼り、縦縞を構成する貼り方。日本語では矢羽根貼りに相当する。

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