築56年の木造住宅が、遊び心あふれる基地のような住まいに大変身

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ご夫婦と3人のお子様、ご主人のお父様の6人でお住いの築56年の木造住宅。部屋ごとに区切られた間取りは各部屋が手狭で視線が通らず、子育て世帯のライフスタイルとフィットしなくなっていました。 建替えが難しい敷地形状であったため、別敷地で新築を行うかリノベーションを行うかから打ち合わせを始めた結果、既存の柱や梁を活かした味わい深い住まいにリノベーションし生まれ変わりました。

区切られていた空間を、大きなひとつの空間に

台所、二間続きの和室、縁側など、部屋ごとに区切られた昔ながらの戸建ての間取りでした。6人家族が心地よく過ごせる空間にするため、必要な耐力壁のみを残して間仕切壁を撤去、階段もスケルトンを採用し、広々としたLDKとなりました。区切りをなくすことで、遮断されていた採光も確保できました。既存の柱や梁とカラフルなインテリアとを組み合わせることで遊び心のある仕上がりとなりました。

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after

全開放サッシを採用し、LDKとウッドデッキを一体的に利用することができる。

間仕切り壁を撤去、広々としたLDKに。水回りも一新。

空間と仕上げの工夫で変化に富んだ楽しい住まいに

プレイルームの上部のロフトは小屋組現し、塗装仕上。子どもたちの秘密基地となっています。1階のご主人のお父様のお部屋の壁は、塗装した板を重ねて張り、空間のアクセントになっています。

ロフトを備えたカラフルで開放的な子ども部屋

それまで1階に勉強机、2階に家族みんなの寝室というスタイルでしたが、成長に合わせて子ども部屋を設けました。建設業を営むご主人のお父様が用意された板材等をご家族で塗装してお部屋の壁に張り、アクセントウォールとしています。

before
after

子世帯が長く暮らすことを見据えた耐震工事

築56年で躯体・基礎ともに補強が必要な状態でした。基礎は無筋コンリート造でひび割れが発生していたため、既存の基礎の内側に全面ベタ基礎補強を施しました。躯体は梁の高さ不足による床面の傾斜や耐力不足が問題となっていましたが、一部柱や梁を入れ替え、耐力壁を再配置しました。

物件データ

延床面積 101.02㎥
構造規模 木造<地上二階建>
築年数 56年
設計・施工 積水ハウス建設中部株式会社
工事概要 間取り変更、外装工事・内装工事・建物補強(躯体・基礎)・住宅設備機器工事・外構工事
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