リノベーション前は、和室が連続的に配置され、天井の高さもほぼ均一で空間に変化が感じられませんでした。そこで、大梁や柱、小屋をあらわしにした吹抜け空間を計画することで、代々住み継がれてきた証を残しながら、開放感のある空間を実現しました。
間取り変更によって役目を終えた既存部材もひとつの壁として利用。照明や太陽光を介して「魅せる」「つなげる」空間の一部になりました。
玄関ドアを取り換え、窓を設置して明るさを確保した玄関ホール
あらわし梁を見ながら入る小屋裏収納
視認性を高めた和室の段差には、コンセントを設置
用途 | 個人用住宅 |
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築年 | 築80年 |
地域 | 埼玉県 |
工事概要 | リノベーション |
工期 | 約4カ月 |
設計・施工 | 積水ハウス建設関東株式会社 |
延床面積 | 190.55㎡ |
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リフォーム面積 | 190.55㎡ |
構造規模 | 木造平屋建 |
地域区分 | 第二種住居地域 |
工事費 | 約3,600万円 |