母屋の隣に建っている農業用倉庫を、一階は引き続き倉庫として利用しながら、二階と三階を住宅にコンバージョン（用途変更）したリフォームの事例をご紹介します。

切り妻屋根を活かした吹き抜けが印象的なリビング・ダイニング。
マットな色のクロスを、壁とキッチンカウンターに貼って空間のアクセントにすることで、メリハリの利いたおしゃれなLDKに仕上げました。

キッチンの天井はリビングよりも低めにして、木目調のシートを貼ることで空間をゾーニングしています。
床の木目と同じ落ち着いた色味で統一感を持たせ、木質感を強調。
ナチュラルでシックな空間になっています。

洗面台にもこだわりました。
一般的なシステム洗面化粧台を採用せず、カウンターに大きなシンクをはめ込んで、オリジナル洗面台を造作。

洗面回りにLDKと同じトーンのアクセントタイルを貼って、おしゃれに仕上げました。
楽しく身支度ができる、お客様自慢の洗面空間になっています。

リビングから伸びる階段を上がると、そこはワクワクするような小屋裏空間。

天井の高い大きな空間だった2階には、床を新設して小屋裏階を作りました。
ストライプの壁紙がリズミカルで楽しい印象をもたらします。
小屋裏からはリビング・ダイニングを覗けるようになっていることもポイントです。

倉庫の階段を上ると現れる、新築住宅のようなエントランスも自慢です。
1階から階段を上がったところにホールを設け、玄関ドアを新設。
大きなシューズボックスも設置した、ゆとりのあるエントランスになっています。

鉄骨で断熱材がなかったため、床・壁・天井に断熱材を入れ機能性も確保。
３人のお子様とご夫婦の５人家族がゆったりと暮らせる住まいが生まれました。